
施設の排水系統のマンホール。
泥が混入して堆積している。
見た目はウンコみたいだが、泥の鉄分でサビ色になっているだけだ。
臭いは普通のドブ程度で、たいしたことはない。

中で動けるほど大きいマンホールでないので、長い柄杓で地道に泥を掬い出す。

こんもり取れた。
横のゴムテと較べてみていただきたい。

マンホールから伸びる配水管にも泥が溜まっているようなので、パイプ掃除。
配水用の硬いホースの廃品を利用したパイプクリーナーを挿入している。
このホース、押せるほど硬いのだ。

末端には、ブッ千切れたスリングワイヤーの破片を縛り付けてある。
パイプを通したホースを出口側から引くと、このワイヤーが泥を掻き取って流してくれる。
でも、たいてい1回や2回じゃキレイにならない。
ものすごく硬いホースだし、マンホール間の配管も長いから、なかなかの重労働だ。

長いこと開けてないとみえて固着していたマンホールの蓋を開けようとしたら、枠ごと抜けてしまった。
抜けたもんは仕方ないから、ハンマーで枠の裏から蓋を叩き抜いた。

蓋も枠も鋳物だが、枠の縁、蓋が嵌まる溝の内側は、サビで膨らんでいる。
膨らんだサビが蓋をがっちりロックしてしまうのだ。

もちろん、蓋の縁も同様。

タガネやスクレーパでサビをはつって、なんとかキレイにしてやった。

蓋は直せたので、抜けた枠を元通りセメントで固定しなきゃなんない。
周りも欠けたりしていたので、ついでに直すか。
周りに盛り上がった土を切って、型枠を組む隙間を作る。

左官はシロートなのに、丸い型枠なんてどうすりゃいいんだか。
とりあえず、廃材をつないで帯にしたやつを枠にして、番線で締め上げてみた。

セメントを練って、にわか左官。

蓋の枠と外枠の間にセメントを入れて、蓋の枠を叩いて巣を埋めている。
この後、外の型枠のとこまでセメントで埋めて、養生する。
まだ養生を外してないから、出来上がりは見てない。

こっちは、暗渠につながる素掘り側溝のグレーチング枡。
枡の底は、砂や石が暗渠の下面くらいまで堆積していた。

適当な大きいバケツがなかったから、空の一斗缶の蓋をタガネで切り開いて使った。
枡の横に砂利を上げてしまうと、あとで草刈りの時弾いてしまうので、缶に泥土を掬う。
この枡はでかいから、中に入って角スコで掬う。

砂や砂利、石などが、一斗缶に9杯出た。

こんな石も出たのだ。カワテと較べてみてほしい。
枡の底がやけに凸凹してると思ったら、掘り進んでいったら底にこんな石がゴロゴロ。
何年掃除してなかったんだか。

これは、泥だけでなく、刈った草が枡に落ちて腐葉土になったのが溜まっている。
小さい枡だから、四つん這いになって上半身だけ枡に突っ込んで、柄杓で掬う。
水をたっぷり含んだ泥混じりなので、重い。
何日かこんな作業が続いたおかげで、肘が痛くなった上に、肘の可動域がかなり狭くなってしまっている。
タバコを咥えるのも、耳をほじるのも一苦労だ。